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近日、世界有数の太陽光発電メーカーであるジンコソーラーはこのたび、中国エネルギー建設集団(以下、中国能建)と、2GW規模のTiger Neo 3.0(飛虎3)太陽光モジュールの供給に関する購買意向協定を締結したことを発表いたしました。本協定に基づき、ジンコソーラーは中国能建がEPCを担当する、サウジアラビア公共投資基金(PIF)第6期フォリス太陽光発電プロジェクトに対し、最新世代の飛虎3シリーズを供給します。

調印式には、ジンコソーラーCEO陳康平氏、中国地域副総経理郭祖慶氏、中東・北アフリカ地域総経理李想氏、および中国能建側から副総経理の尹強氏、中国能建国際集団総経理の乔旭斌氏など、両社の主要幹部が出席し、両社の緊密な協力関係を改めて確認しました。

■ Tiger Neo 3.0(飛虎3)モジュールの技術的特徴

N型TOPCon技術の最新世代製品である飛虎3は、多方面で大幅な性能向上を実現しており、大規模プロジェクトに最適なソリューションを提供します。

  1. より高い出力性能:正面出力は最大670Wpに達し、業界トップクラスの水準。
  2. 高い両面率(最大90%:総合出力が向上し、草地・コンクリートなど多様な設置環境で高い発電優位性を発揮。実証値では、草地で2.39%、コンクリート地面で3.52%の発電量増加を確認。
  3. 優れた低照度性能:朝夕・曇天などの弱光環境でも安定した発電を実現。
  4. 温度係数-0.26%:高温環境下での出力低下を抑制し、砂漠地帯の過酷条件にも対応。
  5. 低劣化特性:初年度劣化1%未満、線形劣化-0.35%以下で、長期安定運用を保証(30年出力保証)。
  6. 影への高耐性:セルレイアウトに改良を加え、影の影響を最小化。

国際市場での中国企業の協力深化を象徴

今回の協定締結は、太陽光発電のグローバル市場において、中国を代表する2社がクリーンエネルギー分野で一層の連携を深める象徴的な取り組みとなります。

ジンコソーラーの先進的なN型TOPCon技術と、中国能建の豊富な国際EPC実績が相まって、サウジアラビアにおけるエネルギー構造転換を強力に後押しします。

ジンコソーラーは、今後も世界各地の大型再生可能エネルギープロジェクトへの支援を通じ、持続可能なエネルギーの普及と低炭素社会の実現に貢献してまいります。